関節痛や肌の老化と上手く付き合う

ひざ痛や腰痛などの関節痛や、シワ・たるみなどの肌の老化と上手く付き合いながら、最低でも現状維持、できれば改善できるよう、特に栄養面やサプリメントについて書いていきたいと思います。

花粉症を軽減させるサプリメント

日本の国民病ともいわれる花粉症。スギ花粉が特にその原因となっています。
一般的には症状が出始めてから病院へ行くのですが、それでは対症療法でしかありませんし、毎年同じ症状が出ることになります。


できれば根本的に発症せずにすむか、軽く済むような工夫をしたいものですよね。

研究により、ビタミンDが花粉症の発症を軽減させることがわかっています。
サーファーには花粉症が少ないといわれていますが、これも日常的に日光を浴びることの多い人は体内でビタミンDが合成されるというところからきている説です。

ビタミンDを適量摂取して数か月たつと、腎臓や肝臓に十分な量が蓄積され、血中に安定的に供給されるようになります。こうなってはじめて免疫細胞を活発化させたり、細胞の分化を促したりといった、アレルギー症状を緩和させる働きが発動するのですね。

ですから発症してからビタミンDをあわてて摂取しても、そのシーズンには間に合わないことになります。血中に安定してビタミンDが供給され始めるのに3か月程度かかりますから、前年の秋くらいから摂取し始めることが望ましいですね。
来年の花粉シーズンに合わせて、ぜひ今から始めてみてください。

快眠をサポートしてくれるサプリメント

健康の三大要素は快眠・快食・快便ですね。

この中でも最も重要なのが快眠です。
ですが現代社会は勤務時間の多様化やさまざまなストレスによって、健康的な眠りを得にくくなっているといえます。
布団に入ってすぐに眠れないと、いろんなことを考えてしまいます。その考えがどんどん飛躍していき目がさえて…ということも多いものです。
布団に8時間入っていても、実質的な睡眠は5時間では、翌朝の目覚めも悪く疲れもきちんと取れないということになってしまいますね。

不眠に効果がある成分を、サプリメントで簡単に摂ることができます。
代表的なものとしてはギャバ・テアニン・バレリアンメラトニンビタミンB12などがあげられます。単体でも手に入りますし、快眠をサポートするサプリメントにいくつかの成分がまとめて入っていることもあります。

不眠を細かく分類すると入眠障害中途覚醒早朝覚醒に分けられます。お医者さんに相談すると眠くなるお薬を出しますと言われることが多いのですが、薬には依存性がありますので抵抗のある人も多いでしょう。
初めての方、お薬に不安のある方は、まずは作用の緩やかなサプリメントから試してみることをおすすめします。

快便には善玉菌サプリメント

健康の3大要素は「快眠・快食・快便」ですね。
ですが快便については、悩みを持つ方がとても多いんです。便秘さえなければ本当に快適に過ごせるのに…と思うこともしばしば。でも便秘薬で出すのは無理矢理な感じがあるし、出す時に痛いこともありますね。

そんな時にはサプリメントがおすすめです。

自然な便通を得たいなら、乳酸菌などの善玉菌を使ったものがいいでしょう。便や腸に直接働きかけるものではありませんが、腸内の環境を整えて、体全体を健康にしてくれるものです。
腸内環境が悪いとガスが発生したり、老廃物の排出がうまくいかずにニキビや吹き出物が出たりしますが、善玉菌はこれらの発生を抑え、腸内の状態を良くしてくれます。その結果、便の排出が促され、痛くない気持ちの良い排便が得られるのですね。

おなかのキリキリした痛みで目が覚めるというのは、最悪の朝の迎え方です。やはり排便は爽快感が欲しいもの。それがあるかないかで、一日の仕事のこなし方も変わってくると言っても過言ではないのです。
普段から続けて飲んでもいいし、調子の悪い時だけ飲んでもいい善玉菌サプリメント。毎日を爽快に始めるために、ぜひ常備しておきたいものですね。

脳の健康に良いサプリメント

体の変化は誰しも気になるものですが、脳の変化について考えることは少ないものです。


最近なんだか人の名前が思い出せない、昨日の食事のメニュー何だっけ…

ということが増えてきたら、そろそろ脳の機能を改善するサプリメントを試してみる時かもしれません。

いくつか有効な成分が研究されていますが、そのうちのひとつはDHA(ドコサヘキサエン酸)です。これは青魚に含まれる成分で、脳が何かを考える時の糖の代謝を助ける働きがあります。日本人は昔から青魚を日常的に食べていたので頭がシャキッとした人が多かったのだとも言われています。魚を食べる機会が減りDHAを摂取する量が減少したことと、脳の機能の低下との関連性が指摘されています。

もうひとつはチアミンという成分で、うなぎや豚肉などに多く含まれます。これも脳を活性化させる効果があるものですが、大変代謝が早く、継続して摂る必要があります。ですがなかなか毎日は摂れていないのが多くの人の現状なのですね。

これらの成分はサプリメントで簡単にプラスすることができます。価格もそれほど高価ではないことが多いですから、物忘れが最近気になるというかたは一度試してみてはいかがでしょうか。

免疫力アップにプロポリス

どうも他の人より風邪をひきやすいようだという方は、免疫力が低下しているのかも。
絶えず体に侵入しようとするウイルスや細菌に対してのバリアが免疫ですが、疲れやストレス、冷えなどのさまざまな要因によってシステムが崩れる時があります。そんな時に体内に侵入してきたウイルスや細菌によって風邪などの感染症が引き起こされるのですね。

免疫力を高めるにはどうすればいいのでしょうか。
冷えは免疫力を大幅に低下させるので、体をしっかりと温めること。
栄養バランスに気を付けて、好き嫌いなく何でも食べること。
そして免疫力を高めるサプリメントを摂ることも効果的です。

その代表的なものはプロポリスです。
プロポリスはミツバチが巣を雑菌やウイルスから守るために分泌する成分で、殺菌作用や抗炎症作用、免疫賦活作用にすぐれています。
これを摂取すると、体の中で免疫力を高めることに大きな力を発揮してくれます。
疲れにくくなる、風邪をひきにくくなるといった効果が確認されており、今では世界中で摂取されているサプリメントになりました。
病気がち、あまり体が強くないという自覚のある方は、健康管理にこのプロポリスをとりいれてみてはいかがでしょうか。

健康と美肌を手に入れられるプラセンタ

健康によいサプリメントを選ぶ時は、お肌の状態を良くするものを選ぶといい。
肌荒れは、体の細胞すみずみに栄養成分が行きわたっていないサイン。
美容成分をつけるから肌荒れが改善するのではなく、体の状態が改善した結果、お肌の状態が良くなり美肌になれるのです。

 

美肌に導くサプリメントの代表的なものにはプラセンタがあります。


胎盤」という意味で、製品はドラッグストアなどで簡単に入手できます。ブタや羊、馬由来のものが人気。
プラセンタには他の美容成分にはない「成長因子」が含まれていて、これが細胞のターンオーバーを促し体中の細胞を元気にしてくれるのです。

 

くたくたに疲れていても、プラセンタを飲んで寝ると、翌朝の目覚めがよいという人が多い。

寝ている間にしっかりと疲れを取り細胞をリフレッシュさせることができているから。

最強のサプリメントといえるプラセンタですが、やはり品質のよいものを選びたいですね。


安価なものの中にはほんの少ししかプラセンタ成分を含まないものも。
購入の際には原料や濃度をしっかりと確認しておくと安心です。

健康と美肌を同時に手に入れられるプラセンタは、女性にも男性にもおすすめです。

  

手軽にとれる青汁

健康にいいものと聞いて真っ先に浮かぶのは「青汁」という方も多いのではないでしょうか。
この青汁もサプリメントの一種です。
固形や錠剤だけがサプリメントではなく、健康補助食品も立派なサプリメントなのです。

 

青汁は名前のとおり、青い菜っ葉を絞ったものです。
代表的なものとしてはケール、明日葉、大麦若葉などがあります。
フリーズドライしたものがほとんどで、青菜のジュースを加熱せずそのまま粉末にしたもの。

各種ビタミン類、ミネラル類、鉄分、抗酸化物質などが豊富に含まれていて、日ごろの食生活で野菜不足が自覚される方にはもってこいのサプリメントです。

 

青汁は体調が悪い時だけ飲むのではなく、毎日継続して飲むことで効果を発揮します。
ですからタイミングを決めて飲み忘れないように。
朝いちばんで飲む、お風呂上りに飲むなど、忘れにくい節目を決めておくのです。

味は正直あまりおいしいとはいえないものが多いですが、それでも一昔前のものと比べるとずいぶん飲みやすくなっています。
はちみつを加えたり、りんごジュースで割ったりと、好みの味に少しでも近づける工夫をして毎日の習慣にしてしまいましょう。